= フランキーさん =
はじめまして。東京で内装業(クロス屋)をやっております。妻の実家が沖縄で将来的には沖縄に帰りたいと思っている様なのですが沖縄でクロス屋として生計を建てるのは難しいでしょうか?
だいぶ昔ですが沖縄ではクロスの仕事はあまりないと聞いた事があります。
= フランキーさん =
はじめまして。東京で内装業(クロス屋)をやっております。妻の実家が沖縄で将来的には沖縄に帰りたいと思っている様なのですが沖縄でクロス屋として生計を建てるのは難しいでしょうか?
だいぶ昔ですが沖縄ではクロスの仕事はあまりないと聞いた事があります。
米軍基地が返還されてどんどん新築物件も建設されてるし
交付金とか国からの支援も盛んに行われて
箱もの物件もどんどん建設されてるので
建築業界は狙い目だと思いますよ。
クロス張り、値段にもよりますが、興味あります。
でも、自分でやっちゃうかも。
店舗向けの内装なら、ニーズはあると思います。
なにせ、飲食業の倒産率が高いから、1年に何回も内装工事が入っているのをよく見かけます。
クロス一本では厳しいです、その他内装や設備に関しての技術が有ればなんとかなります。
今現在、東京で内装業(クロス屋)として、家族を養っていくだけの収入が
あるのなら、わざわざ沖縄に引っ越してくる必要はないと思います。
仕事は遥かに東京の方があるでしょう。
沖縄本島の人口130万人に対して、東京23区の人口は約900万人です。
可能性は遥かに東京の方があります。
その代わり、業者の数も東京の方が圧倒的に多いですが(笑)
文化や風習の違いに面食らう事もありますし、奥様の実家が沖縄ならば、
年に2~3回、ゆっくり帰省させてあげた方がいいと思いますよ。
自分は、主さんの質問に答えるのに最適な経験者だと思います(笑)
10数年前に東京から沖縄に引っ越してきたクロス屋です。
結論から言いますと、まるで心配ないです。
クロスだけで食べていけます。
主さん、もっと詳しい話を聞きたいですか?
専門的な話になるし長くもなるので、要望があればお答えしますよ。
皆様。早速コメントありがとうございます!
ナル様。詳しい話しをお聞かせ願いたいです!!
主さん、素直にそのまま東京で仕事をしたほうがいいですよ。
仕事をリタイヤしてから沖縄に来ても遅くはありませんし、
惑わされてはいけません。
すぐ上の人のように好きで東京から沖縄に移住したクセに、
沖縄サゲの発言ばかりするようになりますよ。
奥さんだって、それは本望ではないはずです。
では、ご要望にお応えしますね。
まず気になるのは仕事があるかですね?
ありますよ、東京を100とすると80くらいです。
人口増加率が日本一ですからね、当たり前なんですよ。
次は単価ですね?
東京よりは安いですが、他の地方よりは良いと思います。
ここ数年で少し上がりました。
アパートでも400円出るとこが多いです。
基本、糊パテは自分持ちです。
ですが、問題は常用の安さです。
基本12000円です、これは日本一の安さでしょうね。
自分が東京にいた時は20000円でした。
これには複数の理由があると思ってます。
まずは沖縄全体の賃金の安さです。
それに合わせた金額でもあると思います。
それと、沖縄の職人がやはりのんびりしているので、400円の単価で一日12000円くらいの仕事しか出来ない(しない)ということです。
なので、いかに常用の仕事をしないか・・がポイントですね。
それと、現場の段取りは東京から来た職人にとっては驚愕のデタラメさです(笑)
コーナービートの存在を知らない監督もいます。
まあ、本土のスーパーゼネコンもたくさん来てますので、改善はされてきてはいますが、民間の建築屋まで浸透するまでは、あと20年はかかるでしょう。
まとめますと。
「儲けるぞー」と気合を入れて来ると空回りするでしょう。
周りがのんびりしています。
朝現場に行って、他業者とかち合ったら(段取りが悪いからよくあること)
休みにしてしまうくらいのお気楽さがあれば大丈夫です。
上手くやれば東京より儲かりますよ。
少し補足します。
仕事が東京ほどはないのに、なぜ儲かるかと言えば。
アパートが多いからです、これは持ち家率の低さのせい(おかげ)です。
東京だとマンションが多いと思いますが、あのようなめんどうな造りのマンションは少なく、単純な造りのアパートが多く、いわゆる公団用の一番安くて貼りやすいクロスを使うために数量が伸びます。
それと、住宅も多いですが本土の住宅と違ってコンクリートの家が多いので、本土の木造のような細々した物が少ないです。
ただ、一人だと厳しいです。
監督や元請けが人数でしか判断できない人が多いので、小さな住宅でも「一人か?」「人は増えないのか?」などと言われます。
吹き抜けや階段も大変ですしね。
そして、沖縄では良い相棒を探すのが大変でしょう。
その辺がネックですね。
本土から来たクロス屋で自分が知ってる人はみんな成功していますよ。
段取りの悪さなどで休みは増えるけど、収入は変らない感じですね。
工賃受けの職人にとっては良いところだと思います。
仕事が出来ない沖縄人
仕事が出来る本土人
仕事もお金も沖縄人から
関係者が見てて、改善されればいいですね!^^
ナルさんのコメント、すごく響きます。
ウチナーンチュ、仕事になぁなぁの気持ち改めてなければです。「そんなことない、ちゃんとやっている」と思っているかもしれませんが、「足りない」と言うことです。
ちなみに、私ウチナーンチュです。
ナルさんのコメント読んで、気が引き締まりました。
トピから話ずれて失礼しました。
皆様。コメントありがとうございます。
ナル様。ありがとうございます。
情報がネットでしか無いため実際にやっている方のご意見は非常に貴重です。
質問なのですが単価400位とありますが材料支給という事ですか?
基本、材料持ちの現場はあまり無いという事なのでしょうか?
沖縄は激戦地区ですよ 夜の接待の仕事も次の仕事に大きく影響ありますし。
1人親方とかは、支払いも末締め3カ月後っていうのも当たり前、 預かり金(数カ月後)とか東京とは大違いと思います。 職人も山ほどいて競争も激化していますから それだけの覚悟は決めておいてください。
自分は建築屋と直接付き合うとロクなことがないというポリシーがありまして(笑)
工賃受けしかしてません。
つまりは内装屋と言うよりは親方ですね。
特に沖縄の建築屋は「現場はいつから入ればいいのか?」と聞いても「わからん」と言われ。
現場が出来るようになった途端に「明日から入れ」ときますからね。
で、行ってみるとぜんぜん入れる状態じゃなかったりもします(^_^;)
それに、問屋が工事を請けるというような無法なことをしているので、材料持ちのメリットはないと思ってます、よっぽど数量を稼がないと利益は出ないでしょうね。
まともにやっている内装屋で儲かっているところを知りません。
ですが、沖縄の職人はのんびりなので逆に工賃は高く保たれているんだと思います。
なので、腕の良いクロス屋(職人)にとっては条件の良いとこではありますが、内装屋にとっては良いところとは言えません。
他に材料持ちと言うと、店舗屋と不動産屋のメンテですかね。
店舗の事情はわかりません、夜間作業が嫌いなのでやりません。
不動産屋の仕事だけでは喰っていけないでしょう。
こんなとこですね。
3ヵ月後はなかなかきついですね(汗)
東京もなかなか激戦区だと思いますが沖縄にもクロス職人結構いるんですね。
建築屋と直接付き合わないとナル様はどういう所から仕事を請けているのですか?
私はほぼ100%建築屋(工務店)や不動産屋から仕事を請けています。
ごくたまに仲間の応援で手間請けor人工でやっています。
出身がかなり違うようですね。
自分が東京にいた時はスーパーゼネコンの大きな現場ばかりでした。
沖縄に来てからは逆に民間の住宅やアパートを主にやってます。
建築と直接付き合わないということは内装屋の下請けということですよ。
色んな内装屋と付き合いがあります。
建築屋を紹介されたことは何回もありますが、全て知り合いの内装屋に振りました。
それと、3か月のいうのは自分は経験がありません。
末締めの翌末払いが基本です。
材料持ちで建築屋とか店舗をやる人は、半分は手形で半年先という話はよく聞きます。
仕事を請けるにもいろいろ形態がありますからね。
良い仲間を見つけるという事ですね(^o^)
自分にはツテがないのでもし行く事になったら妻やあちらの親戚にも力を貸してもらわないと難しそうですね。