【謎】深夜の海岸でイザリの最中に会ったのは

= 内勤希望さん =

去年の冬、知人と二人で深夜の海へイザリに行った際の出来事。
(創作ゆ〜れい話ではないためオチはありません)

その晩は風も弱く波も穏やかでイザリをするには最適のコンディション。深夜の海岸にはイザリを楽しむ方々が持つライトの明かりがポツポツと複数あった。

イザリとは潮の干満差が夜間に大きくなる時期に行く夜の潮干狩り。干潮時の海岸をライトを頼りにひざ下40cm程度の深さで獲物を求め探し歩く。ひざ以上の深さになると獲物を見つけても捕らえることは難しくなる。狙いはタコ、カニ、エビ、貝、魚など。

いざ夜の海へ繰り出し、私が先を歩き知人は数メートル後を付いてきた。

ライトで照らす足元の海底を注視しながら歩いていると、ふと前方の海面に何かがいる気配がした。目を凝らすと10mほど前方の海面上に黒く丸い塊があるような・・・何だろう?人の後頭部?暗い海に浸かりライトも点けずに人が居るのか?

暗い海でのイザリや夜釣りの際のマナーとして、暗がりにいる人に対しライトを直射することはしない。失礼な行為にあたるから。なので私はライトで照らすことなく近づいて行き、さり気なく観察しながら約5〜6mの距離をとって傍らを通り過ぎた。はっきりとは見えなかったが、背を向けて両肩付近から上が海面上に出た人がいるのだと思った。私が立つ場所よりも少し深く、60〜70cmとなる場所にライトも点けず足を折りたたみ海底に座っているのか、もしくはうつ伏せで浮いている状態?

私は少し歩いた先で知人を待った。しばらくして追いついた知人に声をかけた。
「あれに気が付いた?」
「海の中に人がいるみたいだな。ビックリしたよ」
知人も存在に気が付いたが、何をしているのか暗くて分からないと。

二人の推測として電灯潜り漁をやり終えた人が休息をとっていたのだろうと結論付けた。夜の海でライトを頼りに素潜りで漁をする人を、この海岸で何度か見たことがあったからである。ただライトを点けずに暗闇の海に佇んでいることは理解できなかった。

二人で言葉を交わしていたところ、海中にいた黒い塊が動き出すのを見た。海中で立ち上がったのか、黒い塊は大きくなり、ゆっくりと移動して行く。やがて陸地に向かったようであったが、依然としてライトを点けることは無かった。海を歩く際に立てる水音さえ聞こえないぐらい静かに黒い影は遠ざかっていった。

結局、知人と私は何を見たのか分からないままである。

9 Comments.

匿名さんより

えーー暗闇だからこそ声かけるべき。
コワイ思いしたくないならあいさつしよう

匿名さんより

平然といざりでタコを撮ってる宣言はいただけない。
自分もカニかごでガサミを取りたいけど違法だから自粛している。
あーあ新鮮なガザミの味噌汁食いてーーー。

しかし、沖縄って不思議だよな。カニかごでのガザミ取りは
漁業者以外みとめられてないのに釣り具屋にはカニかごがいっぱい売ってる。
ある意味漁業権侵害の幇助みたいなものだ。
まぁそんなこと言ったら、すべての包丁を置いているスーパーが
捕まることになるが・・・

匿名さんより

漁業権何でもかんでも違法というわけでは無い
捕獲するのに技術が必要なものは、一般の人でも制限付きで可能な場合がある
釣り竿なら一人二本までならOKでそれ以上は不可とか
潜水道具や仕掛けを使うのは禁止とか
タコなら一人何キロまでとか
動かないような、ウニ、シャコガイ、もずく、ひじきなどは全面的に禁止など

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