【仕事】生きがいを見つけられた?

= 内勤希望 =さん

公共機関に勤める知人からお誘いを受けた。寄贈を申し出た資料の鑑定に立会ってみないかと。内容によって受け入れ部署を検討するためとか。滅多に体験出来ない事なので喜んで引き受けた。
資料目録からすると君が得意とする分野が主だから、白羽の矢が立ったのだと説明する。はたして素人に毛が生えた程度の私を同席させても大丈夫なのか?

寄贈の申し出は高齢の弁護士から。持病の悪化で職を辞して治療に専念せざるを得ない状況にある。弁護士業務の生涯を通じて取り組んできたテーマに関連する文献等、収集してきた資料を生かせる場所へ移管し活用してもらいたいとの意向だと。

担当する知人と私は弁護士の自宅まで出向いて、書斎にて資料の詳細について説明を受けた。入手困難の貴重な資料を所有していることを確認。
長時間に渡る資料の説明の合間にしばし雑談。研究心は未だ衰えずだが、病状は思わしくなく、如何せん体が悲鳴を上げ、室内の移動にも支障が出るほど足腰が弱っているのだと話していた。冗談めかしていたが「戻ってこれないかな」とも。もしかしたら本人には終活の一環だったのか?

結論を言ってしまうと、お爺ちゃん弁護士は寄贈の考えを反故にして、この話は無かったことになる。
資料の説明をするうちに、内容について語りだし「これに関する資料では〇〇〇となります」とか、「現在の主流としては否定的な考えです」と三人で議論を交わす流れから、どうも探求心や研究心など自尊心を刺激してしまったらしく勉強を続けたいのだと。治療を受け完治後は心機一転頑張ると言い出した。

手ぶらでの帰りの車中、二人の一致した結論として、病で気が弱くなっていたお爺ちゃん弁護士の治療後の目標を与え、前向きになれたはずから結果的に良かったんだろうと。
その後、お爺ちゃん弁護士がどうなったのか私は知らない。

10 Comments.

匿名さんより

長い話はそれはそれで内容があれば読みたいなと思いますが、ただの長文では微妙な気がします。
共感を誘いたいのかただ書きたいのか?
よくわからないのです。

匿名さんより

いいのでは?
結果、道を示せたのは幸いだと思う。死ぬまで何かを学ぶのは悪くないと思います。
解脱が近くなれば資料の寄贈は約束しましょう後進の為に。

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